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(2021年6月)

6月の第3日曜日(今年は6月20日)は日頃の感謝をお父さんに伝える「父の日」です。「父の日」は、アメリカ生まれの記念日です。アジアでは日本、中国、インドなどで「父親に感謝する日」と認識されていますが、ベトナムでは殆ど知られていません。最近になって、外資系飲食チェーンなどを中心に父の日にちなんだプロモーションを行うようになってきました。母の日に比べ、ちょっと忘れがちなのがこの父の日です。忘れてはお父さんがかわいそうなので、お父さんに「元気?」なんて電話かけてみてください。子供からの電話は、お父さんにとっては、実はうれしいものなのです。

・6月2日(水)      飛鳥学院定期試験

・6月3日(木)4日(金) 飛鳥学院試験休み

・6月20日(日)     留学試験

(2021年5月)

春の味覚を代表する旬(しゅん〈魚や野菜、果実などの最もおいしい時期〉)の食材として、「タケノコ」があります。一年中売られている水煮のタケノコと違い、生のタケノコは春しか味わえません。種類も多く、70種類ほどあるといわれていますが、食用にされているものは孟宗竹(もうそうちく)や真竹(まだけ)など、ほんの数種類です。「タケノコ」とは竹の芽の部分です。漢字で書くと「竹の子」と「筍」があります。「竹の子」は文字どおり、竹の子どもを意味します。「筍」は、一旬(いっしゅん(10日間ほど))で大人の竹になることから「筍」という漢字になった説があります。孟宗竹は一日に119cm伸びた記録があります。主な生産地は九州の福岡、鹿児島、熊本です。タケノコの料理には、鰹節(かつおぶし)の出汁でそのまま煮る土佐煮(とさに)や、ワカメと合わせた若竹煮(わかたけに)があります。また信越地方(長野県・新潟県)や東北地方では、根曲がり竹と缶詰のサバの水煮を使った味噌仕立ての「たけのこ汁」が郷土料理として親しまれています。

ゴールデンウィーク  4月29日から5月5日 飛鳥学院授業お休み

(2021年4月)

4月は桜、チューリップ、ハナミズキなどたくさんの花が咲きます。花は「ことわざ」に多く使われています。例えば「花も実もある」は、木や枝には花だけでなく実もつけることから、外観内容もりっぱである。また、道理にもかなって、人情こもっていることをいいます。「言わぬが花」は、はっきりと口に出すより、黙っていた方が味わいもあり、差しさわりもなくてよいことをいいます。「蝶よ花よ」は、子供をとても可愛がり大切にすることをいいます。「言葉に花が咲く」は、話がはずむことです。たくさんの「ことわざ」を覚えて、使ってみましょう。

・4月 8日(木)  新学期

・4月29日(木) 昭和の日 祝日

(2021年3月)

3月3日の「桃の節句」には、ちらし寿司やハマグリのお吸いものなどを食べます。ちらし寿司には縁起のよいものをのせます。エビ(腰が曲がるまで長生きできますように)、レンコン(将来の見通しがよくなりますように)、豆(健康でマメに働けますように)などです。ハマグリのお吸い物は、ハマグリの2枚貝がもともと合わさっていた貝同士しか合わさらないことから、生涯ひとりの人と幸せに暮らせますようにと願いがこめられています。

3月といえば卒業のシーズンですね。学生の方は今までの環境を卒業して新しい世界に出て行く季節です。「業(ぎょう)」とは、「学問、技芸」などを意味します。「卒(そつ)」とは、「おわる、おえる」という意味があります。この二つを合わせて学問をおえるという意味で卒業となります。卒業する方は別れの時期でもあり、新しい出会いにも繋がる時期でもあります。卒業する飛鳥の生徒さんも、新しい世界で活躍してください。

・3月12日(金) 飛鳥学院卒業式

(2021年2月)

2月といえば、バレンタインデーですね。これは企業が仕掛けた行事です。日本のチョコレートの年間消費量の2割程度がこの日に消費されると言われるほどの国民的行事です。日本では、1958年頃から流行し始め、1970年代後半に社会的に定着しました。バレンタインデーにチョコレートを渡すことを最初に考案したのは、東京都大田区の製菓会社だったともいわれています。2月14日に、女性が男性に対して、親愛の情を込めてチョコレートを贈るという「本命チョコ」が日本型バレンタインデーでしたが、今では、恋人まではいかないが、友人として贈る「義理チョコ」。同性(主に女性)間で贈り合ったりする「友チョコ」。男性が女性に渡す「逆チョコ」。自分で買って食べる「自己チョコ」。また近年、男子中高生を中心にブームになりつつあると噂の、男性が男友達に贈り合ったりする「強敵(とも)チョコ」。家族に送る「ファミチョコ」などがあるそうです。
・2月12日(金)       春節の為 留学生お休み

(2021年1月)

1月といえば「正月」ですね。1日が元旦、3日までを三が日、7日までを松の内といいます。元日(がんじつ)と元旦(がんたん)の言葉の違いを知っていますか。元日は1月1日のことをいい、元旦は1月1日の朝のことをいいます。「元」の字は、一番はじめという意味です。「旦」の字は、「日」が太陽を、その下の「一」が地平線を表わしていて、地平線の上に太陽があること、つまり日の出や朝を意味します。だから元旦は1月1日の朝のことです。しかし、元日と同じ1月1日の意味で使われることも一般化してきました。ところで皆さんは、七草粥(ななくさがゆ)という言葉を聞いたことがありますか。正月七日に無病息災を祈って、春の七草を入れて炊いた粥(かゆ)です。正月に疲れた胃袋を整えるために食べます。最近では、スーパーに七草セットが売っているのでとても便利です。
1月  1日     元日

1月 6日(水) 留学生1年生 新学期

1月 11日(月)  成人の日(祝日)

1月  12日(火)   留学生2年生 新学期

1月は新年の抱負(自分が心の中で抱く決意)を考えて、それを紙に書いて壁に貼ってみましょう。夢や目標は紙に書くと実現すると言われています。皆さんもどうぞ。

 

 

(2020年12月)

皆さんは蕎麦(そば)を食べますか?日本では、12月31日の大晦日(おおみそか)に年越し蕎麦を食べます。年越し蕎麦は、江戸時代から定着した日本の風習です。英語では「buckwheat noodles eaten on New Year’s Eve」ですね。年越し蕎麦の由来については諸説あります。 蕎麦が細長いところから細く長く生きられますようにという説や、蕎麦が切れやすいところから一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願ったという説などいろいろあります。来る年に願いを託して食べるのが年越し蕎麦です。自宅で蕎麦を茹でて食べる人が多いですが、出前やお店で食べる人も多いので大晦日は蕎麦店にとって一年で最も忙しい日になります。香川県、讃岐(さぬき)では、年末に蕎麦ではなくて「年越しうどん」を食べます。そして年が明けてから「年明けうどん」を食べるそうです。さすが、讃岐うどんで有名な「うどん県」ですね。蕎麦打ち教室にて、蕎麦打ち体験をしてみるのも楽しいかもしれません。
・12月2日    飛鳥学院定期試験

・12月3日、4日 定期試験休み
・12月25日から1月11日  冬休み

 

(2020年11月)

11月3日は「文化の日」です。昭和初期頃は「明治節(めいじせつ)」と言われていましたが、昭和22年に廃止されました。昭和21年11月3日に日本国憲法が公布され、翌年5月3日(憲法記念日)から執行されました。日本国憲法が平和と文化を最重要視していることから、昭和23年から11月3日は「文化の日」となりました。「体育の日」や「敬老の日」のようにハッピーマンデー(国民の祝日の一部を、従来の固定日から特定週の月曜日に移動して日曜日、月曜日と連休にすること)とはなりません。3日という日付が重要なのです。

・11月8(日) 留学試験

学院は全力で挑むあなたを応援しています。

 

(2020年10月)

10月は、残暑も和らいで心地よい秋風が吹き始め本格的な秋の到来が肌で感じられるようになる季節ですね。日本には1月から12月まで、旧暦の和名があります。10月は全国の神様が出雲地方(島根県)に会議に出かけてしまい、神様がいなくなることから「神無月」(かんなづき)と呼ばれています。議題は、天候、農作物の出来、人の運命や縁(誰と誰を仲良くさせようか)、などが話し合われているそうです。遠くの人どうしが知り合い仲良くなることがありますが、この会議のおかげかもしれません。逆に、神々が集まる出雲地方では、10月が神在月(かみありづき)と呼ばれるようになりました。
・10月1日(木)から10月4日(日)まで  秋休み

飛鳥学院で日本語と日本について学ぼう!!